情報処理技術者試験 「システムアーキテクト」の午前2対策
第3回ネットワーク編です。
第1,2回目をご覧になっていない方はそちらも併せてご覧ください。
OSI基本参照モデル
ネットワークの中核技術
第7層 | アプリケーション層 | アプリケーションソフトがやり取りする情報とその手順を定める |
第6層 | プレゼンテーション層 | データの表現形式を定める |
第5層 | セッション層 | コネクションの確立やデータ転送のタイミング管理など、 送受信管理ルールを定める |
第4層 | トランスポート層 | 通信エラーが生じた際の再送など データの品質管理ルールを定める |
第3層 | ネットワーク層 | 異なるネットワーク間での通信ルールを定める |
第2層 | データリンク層 | 同一ネットワーク内での通信ルールを定める |
第1層 | 物理層 | 機器間を物理的につなぐルールを定める |
第2層 ~データリンク層~
イーサネット:イーサネットフレームとして定義されるフレームで通信を行う技術
プリアンサンブル | SFD | 宛先 MACアドレス | 送信先 MACアドレス | 長さ タイプ | データ | パディング | FCS |
MACアドレス:48ビットで表現されるデータリンク層の物理アドレス
第3層 ~ネットワーク層~
IPアドレス:ルーティングしたりノードを特定するために使われる32ビットのアドレス
ネットワーク部 | ネットワークに付与される番号 クラス(A~D)ごとに桁数が異なる |
ホスト部 | ネットワーク内でノードを識別するための番号 |
サブネットマスク:IPアドレスがどの位置でもネットワーク部とホスト部を区切れるようにした技術
IPv6:IPv4の次世代IP規格
- アドレス長の拡張 32bit→128bit
- プラグアンドプレイ IPアドレスの自動設定
- IPSecの利用 ヘッダにAHとESPが存在
第4層 ~トランスポート層~
ポート番号:アプリケーションを識別する番号(0~65535)
TCP | 信頼性の確保とアプリケーションの識別を行うプロトコル コネクション型通信 |
UDP | アプリケーションの識別機能のみをもったプロトコル コネクションレス型通信 |
第5~7層 ~セッション・プレゼンテーション・アプリケーション層~
第7層 | アプリケーション層 | アプリケーションソフトがやり取りする情報とその手順を定める |
第6層 | プレゼンテーション層 | データの表現形式を定める |
第5層 | セッション層 | コネクションの確立やデータ転送のタイミング管理など、 送受信管理ルールを定める |
ストレージネットワーキング
NAS | Network Attached Storage ネットワークに直接接続する磁気ディスク装置 |
SAN | Storage Area Network 通常のネットワークとは別にストレージ専用ネットワークを作る |
DAS | Direct Attached Storage サーバとストレージを直接接続した接続形態 |
ファイバチャネル:高速かつ高信頼性のデータ転送の規格
ファブリック接続:1台のスイッチに対して複数台のホストまたはストレージが接続される構成
VoIPネットワーク
VoIP:Voice Over IP 音声を圧縮するコーデックなどを取り決めたプロトコル
IP-PBX:Private Branch eXchange ネットワーク回線を利用した電話交換機
関連情報
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